KICKS LAB. Presents “Re” MHAK Supported by adidas Originals
〈KICKS LAB.〉による、スニーカーカルチャーを発信する実験室〈PROJECT LAB.〉が原宿プロペラ通りにオープン
日本のストリートファッションのメッカである原宿発のプレミアム・スニーカーブティック〈KICKS LAB.〉が、東京スニーカーカルチャーの新たな発信拠点として〈PROJECT LAB.〉をオープンした。
原宿のストリートファッションシーンの象徴でもあるプロペラ通りに今年春オープンした〈KICKS LAB. 原宿店〉の2階にてスタートする〈PROJECT LAB.〉は、広さ39㎡のフロアにて様々なアイディアの表現の場として展開していく新たなスペース。これまでのスニーカーカルチャーの枠にとらわれない様々なスタイルでこのスペースを活用し、〈PROJECT LAB.〉として新たなムーブメントを起こしていきたいという想いが込められている。
その〈PROJECT LAB.〉のオープニングイベントが、ペインター/アーティストのMHAK(マーク)と〈adidas Originals〉によって11月27日からスタートしている。
MHAKは現在も使用されている〈KICKS LAB.〉のロゴを2008年に手掛けており、〈adidas Skateboarding〉とは2017年にグローバル展開でコラボレーションをおこなった経緯もあるなど両者との親和性の高いアーティストだ。
今回のイベントからスタートする〈PROJECT LAB.〉は、今後どのようなスペースとして展開していくのだろうか。〈KICKS LAB.〉の大城 肇氏に話を聞いた。
「今のスニーカーシーンでは、流行りの物や金額が上がる物、またレアな物などばかりが注目されていて、カルチャーとして発信されているものが無くなりつつある状況だと感じています。それを少しでも正すため、スニーカーカルチャーの原点となる要素を表現するために、ここを“実験室”という意味を持たせて〈PROJECT LAB.〉という名前を付けました。
自分たちのフィルターを通して、スニーカーの裏側にあるストーリーを表現するということです。音楽を聞いて何を感じたか、RAPで例えるなら言葉やリリックで何を感じたか、グラフィティやアートを見て何を感じたか。そういうところを伝えられる場所を作っていければ良いなと思っています。
最初のイベントでMHAK にお願いしたのは、〈KICKS LAB.〉のスタート時から一緒にやっているアーティストだからです。なのでやはり〈PROJECT LAB.〉での最初の展示もMHAKにお願いしたいと思いました。それが一番筋が通っているというか、僕たちの原点だと思っているからです。
今後はこの〈PROJECT LAB.〉を通して、スニーカーの本当の楽しさや、自分たちが本当に好きなものは何なのかを見つけてもらえるような、エディケーションのような場所になっていったらいいなと思っています」
今回のイベントでは、MHAKが〈adidas Originals〉と行なってきた過去のコラボレーションを振り返る様々な作品や、〈adidas Originals〉の名作〈CAMPUS〉に、MHAKが一点一点手描きでペイントした5足が展示され、〈KICKS LAB.〉で〈adidas Originals〉製品を購入した人への特典として抽選でプレゼントされる。さらに先着300名には〈CAMPUS〉の形で作られた木製のキーホルダーに〈KICKS LAB.〉のロゴやMHAKのロゴなど好みの焼印を入れて貰えるサービスなどの特典も充実している。今回のイベントは12月5日まで開催されているので、まだの人はぜひ足を運んでみて欲しい。
〈PROJECT LAB.〉から今後どのような形でスニーカーカルチャーの未来が生まれるのか。〈PROJECT LAB.〉の展開を楽しみにしたい。
PROJECT LAB.オープニングイベント:
『KICKS LAB. Presents “Re” MHAK Supported by adidas Originals』
開催期間:2021年11月27日~12月5日
営業時間:平日13:00~19:30/土日祝12:00~19:30
PROJECT LAB.
@projectlab_tokyo
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-32-4 2F