江戸末期から明治半ばまで活躍した絵師、河鍋暁斎。自由闊達に躍動する筆、そして稀代の描写力から生み出された作品の数々は、現代においても高い評価を受けている。そしてその作品の精神は現代の絵師にも受け継がれ、現在でも形を変えながら、多くのファンに愛され続けている。
世界における日本伝統文化の評価は年々高まりをみせ、愛好家は増え続けている。変わりゆく時代の中で、絵師達には、河鍋暁斎から受け継ぎ伝える多くの画題があるという。
今回のグループ展は、尚武の節句に因み”鍾馗”を題材に、日本はもとより世界各国選りすぐりのアーティストが腕を振るった作品が展示されるとのこと。日本文化に影響を受け、海外でその文化を取り入れ活躍する絵師たちのの作品も数多く展示される。成長し続ける日本画のリアルな“今”を体感すべく足を運んでいただきたい。
出展者
岐阜 彫秀 Gifu Horihide(岐阜)
参代目 彫よし Horiyoshi III(横浜)
Mick Tattoo (Switzerland)
Filip Leu (Switzerland)
Luke Atkinson (Germany)
Lucky Bustard (U.S.A.)
Mike Dorsey (U.S.A.)
Paul Stillen (Australia)
Crossedsickles (Portugal)
彫吉 Horikichi (Netherlands)
彫高 Horitaka (U.S.A.)
SHIGE(神奈川)
MAKOTO(静岡)
雅泉 Gasen(島根 )
RICO DARUMA & Shion(岩手)
彫樫 Horikashi(岐阜)
TOMO(新潟)/ Nobu(東京)
文化財保存研究友の会
彫茂 Horishige(千葉)
彫まさ Horimasa(群馬)
彫保 Horitamotsu(広島)
彫圓 Horiyen(千葉)
彫しん Horishin(群馬)
彫憲 Horiken(静岡)
稔和 Toshikazu(東京)
中野 寿楼 Jiro Nakano(東京)