荒川晋作と関川徳之による写真ユニット「川」のエキシビションが熊本OLLIよりスタート
荒川晋作と金沢在住の関川徳之、2人のフォトグラファーによる写真ユニット「川」の活動がスタート。10月1、2日の2日間、熊本市にて奥脇賢二 a.k.a ジュリー氏が営むスケートショップOLLIにて、「川」の初となる展示が開催される。ユニット名は2人の姓に共通する川の字に由来していて、活動のメインとなるのはスケートボードと写真と本が好きな2人が “ZINEのような本のようなもの” を制作すること。国内外のスケートボード関連のメディアを中心に活動している中で、様々な事情によりお蔵入りとなってしまう数々の写真、ある種「淀んで」しまったものを「川に流す」という意味合いや、様々な土地やスケーターの元を渡り歩く「流れ者」であるという意味も含まれているようだ。
2人がこれまでに撮り溜めた膨大な写真のストックから、未露出の作品を中心に86ページに渡って掲載。印刷以外の編集・四つ目綴じと呼ばれる手縫いの和綴じを施すなど装丁にもこだわっている。今回の展示は本の拡張部分と位置付け、各会場でしか見られない写真や、その土地にまつわるゲストの参加も予定されている。今回では、在住の画家である歓喜氏による写真へのライブペイントも行われる。限定300冊で制作された “ZINEのような本のようなもの” を手に入れるには、展示会場に足を運ぶか2人に直接手売りしてもらうかの2チョイス。今後は東北、関西、関東、北陸での展示も予定されているとのことなので、下記のアカウントから発信されるアナウンスをチェックして頂きたい。