RYUJI KAMIYAMA SOLO EXHIBITION “iseemyself. i see my self.”
自由かつ多彩なスタイルで作品を生み出し続けるアーティスト神山隆二の個展が、RE-STUDIOと移転したばかりのHENRY HAUZの二会場で開催される。両会場とも松見坂の交差点付近にあるので、違う空間でそれぞれの作品を味わうのも面白いだろう。
今回のコンセプトはIseemyself.
2016年から旅を続ける”ratface”
今回は穴蔵から出てきた新しい仲間たちをモノクロから色彩へと変化させた作品たち。久しぶりに自身で刷り上げたシルクスクリーンのポスター、ネオンサインなど”ratface”一色の展示になります。
下記に神山氏からのコメントを記載する。
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去年の晩夏、友人の紹介で一つのギャラリーを紹介された。
オーナーの彼とはお互いスタジオが近所で二人で作風や展示の事など話し込んだのを覚えている。
彼の希望で2020年の夏に展覧会を開催する話でまとまり冬より作業の日々、今年に入りまさか今の状況に追い込まれるなんて思いもしなかった。
展示に向けほんとに楽しく描いてたんだよね。
3月から5月までの期間は正直覚えていないくらい日々環境が変化し続け、当初予定していた7月の展示は延期した。他の国内外で予定していた展示や催事も全て延期、中止を繰り返すメールや電話の毎日、うー大変な世界になったな〜まあ僕だけじゃないし今の時間をどう過ごすかが大事かなと? 焦りより本当に毎日描いた。
予定していた作品数を遥かに超えじゃあギリギリまで描いてやろっと前向きに楽しく作業した今回の展示です。
また作品数が増えた事により会場も二つのギャラリーで開催する事になりました。
一つがHENRY HAUZ、道を挟みRE-STUDIOでの展覧会です。
最後にご来場者の皆様、環境がいつもと違う展示形式になるかも知れませんが皆様お誘いの上、ご来場お待ちしています。
令和2年・夏
神山隆二
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RE-STUDIO
9月4日(金)〜9月13日(日)
OPEN 13:00~19:00 CLOSE 7日(月)
東京都目黒区大橋2−6−14川俣ビル2F
TEL.03-6804-7731
HENRY HAUZ
9月9日(水)〜9月19日(土)
OPEN 14:00~19:00 CLOSE 14日(月)
東京都目黒区駒場1-16-12 ビル秀美3F
TEL.03-6407-9960
神山隆二
1972年、東京生まれ。アーティスト
90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ.ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを残す。2003年自身初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY”としての活動も行っている。