荒川晋作、関川徳之、長岡斉によるユニット『川』今回は浅草の絵師ESOWが参加
の展示が6月24日(土)より7日2日(月)の9日間、石川県金沢市のBAR + ART SPACE 819(はいく)の2階、「白と畳の展示空間」にて開催される。今回の展示は「川遊び」と題し、「川」の撮った写真プリントの上に浅草の絵師ESOWがペイントをした共同制作の作品を中心に展示されるとのこと。会期前半にはESOWも在廊予定となっており、展示作品のご購入も可能だ。夏目前の畳の上で広げられる川遊びの時間を体験しに行こう。
ESOW(エソウ)
1972 年、東京生まれ。13 歳でスケートボードに乗り出し、17 歳で渡米。グラフィティに出会い、自らのルーツでもある江戸の粋に影響を受けた独自のスタイルを生み出す。浅草を拠点に国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでも作品を発表し長年注目を集め続けている。表現の媒体は紙、壁、材木、立体など、幅広く柔軟。また、様々なブランドや企業への作品提供等その活躍は多岐にわたる。日本のスケートカルチャーにおけるパイオニア集団「T19」の創立時からのメンバーでもある。日本のグラフィティ史にその功績を刻んだ「大図実験」の一員でもあり、浅草地下街にあるアトリエ兼ショップ・ギャラリーであるフウライ堂も営む。
川 / kawa カワ
国内外のスケートボードメディアを中心に写真活動を展開しているふたりのフォトグラファー、荒川晋作と関川徳之が 2016 年より始めたユニットプロジェクト。ふたりの姓に共通する「川」の文字が由来。和綴じ製本の「川の本」とカメラ、スケートボードを持って、展示や企画等を開催しながら全国各地を流れる。2017 年より映像部門としてフィルマー、長岡斉も合流。それぞれの個人名義での活動の傍らで集い、既存のものごとに捉われない制作と自分たちの在り方そのものを模索している。現在「川の本」の二号目の製作をはじめ、ものつくる人々との交流から産まれる複数のプロジェクトを同時進行中。