コミックカルチャーや古いジンやポスターに影響を受け、セクシャリティ、女性らしさ、嫉妬やロマンスなど自信が経験した体験を元に、隠と陽が複雑に混じり合った様な作風で活動する若きアーティストHeather Benjamin(ヘザー・ベンジャミン)。そんな彼女の個展が開催されるとのことで、アンダーグラウンドカルチャーに精通し、HIDDEN CHAMPIONにもコアなアーティストの記事を執筆してくれているYoshi Yubai氏から送られてきたメッセージを下記に紹介する。
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現在のニューヨークを代表する女性アーティストHeather Benjaminが、東京・幡ヶ谷にあるgallery communeにて新作を発表する。国際的に活躍する彼女だが、意外にも米国外での個展は今回が初となる。1950年代風のロマンティックな図像と、相反するグロテスクなイメージを組み合わせた特異な作風は、自身の抱え込むトラウマを乗り越えるためのカタルシスだと本人は言う。彼女の描くドローイングは、クリエイティビティが人間にとってどれだけ大切なモノかを観る者に気付かせてくれるだろう。
(Yoshi Yubai)
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これからの活躍が大いに期待できるHeather Benjaminの米国外での初個展を、是非ともいち早くここ日本でご覧いただきたい。
“Burden of Blossom” by Heather Benjamin
会場:gallery commune
住所:東京都渋谷区西原1-18-7
会期:6月1日(土) – 6月11日(火)
平日:14:00 – 20:00
土日、祝日:12:00 – 18:00
休館:木曜日
オープニングレセプション
会場:gallery commune
日時:6月1日(土)
時間:18:00 – 20:00
※アーティスト本人も来日します。