Carhartt WIP による、スケートボード写真家 Dennis McGrath の写真展『What’s Up With the Hoods Out in Astoria?』
Dennis McGrath の新作となる『What’s Up With the Hoods Out in Astoria?』の刊行を記念した写真展が12月15日から17日までの金土日に WAG GALLERY にて開催される。
今作は、Dennisが90年代にNYで撮りためていた、彼にとっての日常の写真をまとめた一冊。そこに映し出されているのは、スケートボードやグラフィティ、そして90年代をNYで過ごしていた当時のキッズ達の等身大の姿。被写体への繊細な眼差しが、濃密なNYの空気感をより一層浮かび上がらせるだろう。
期間中はDennis本人も在廊し、『What’s Up With the Hoods Out in Astoria?』やプリントの販売、Carhartt WIPが製作したマーチャンダイズも販売予定されるそうなので、90年代のNYシーンを感じに足を運んで欲しい。
Dennis McGrath
“What’s Up With the Hoods Out in Astoria?”
Photo Exhibition supported by Carhartt WIP
2017年12月15日(金) – 17日(日)
15日 18:00~21:00
16日 12:00~18:00
17日 12:00~18:00
@ WAG Gallery
JUNK YARD 3F
4-26-28 Jingumae Shibuya-ku Tokyo 150-0001
<Dennis McGrath Biography>
1969年ニュージャージー生まれ。
80年代中頃よりスケートボードを始め、同時期に写真を撮り始める。10年以上に渡りスケートボードのコミュニティー内においてフォトグラファーとして活躍し、『THRASHER』や『SLAP』など数多くのスケートボードマガジンでの仕事や、〈HUF〉や〈FTC〉などのブランドからのフォトTeeのリリース、〈VANS〉のビルボード写真の撮影、盟友であるレジェンドスケーター、Lennie Kirkの姿を撮影した写真集『HEAVEN』など、90年代にスケートボードカルチャーに熱狂した人たちにとっては忘れ難い作品を数多く残している。
00年代中頃以降からは、スケートボード以外の題材の作品にも力を入れ始め、Dennisの持つアウトサイダーとしての視点を活かした、ポルノムービー産業の裏側を捉えるドキュメンタリーフォトや、『Virgin America』航空からの依頼でLAX空港を撮影した”Supersonic”シリーズなど、様々なタイプの作品を手がけている。